2014年12月10日水曜日

いい本に出逢う技術

昔から、本を読めば頭が良くなるという理由なのか本を読ませようと強制してくる大人が嫌いだった。「そんなわけないじゃん」と思いながら本を読みなさいと言われるたびに本が嫌いになった。

だけど今年に入ってから本を読んで本から影響を受けて本が新しい世界へと導いてくれる初体験をした。だいぶ本嫌いのトラウマが解けたんだと思う。現在は本に夢中になっている... (笑)


私の場合、なんの為に本を読むのか目的は明確で生活をより良くするために読んでいる。小説はいっさい読まない。ジャンルはビジネス書や哲学関連を参考にしている。先人たちの知恵を享受できるから本はありがたい存在。

最近はいい本に出逢う引きがつよくなってきたのを感じる。コツを掴んだんじゃないかな。そしていい本に出逢うには技術があると思った。子供の頃から感じていたことは当たっていて、とにかく本をたくさん読めば頭が良くなるというのは大きな間違い。数冊でもいいから本物に出逢うことだと思う。

じゃあどのように本物をみつけだすのかその方法はシンプルで『本物が紹介している本を読む』


それに尽きる。


世界は階層で出来ていると考えているんだけど、意識の階層が近い人同士は職種を超えて、人種を超えて、さらには時代を超えて、つながるようになっている。


類は友を呼ぶのです。



「あ、いいな」と思った著者が影響を受けた人物を調べてその人の本を読むと外れることがまずない。自分が師匠だと思っている人の先にはさらに師匠がいる。これを手繰り寄せていくと、多分、歴史上の人物とかに繋がる。


注意しなければいけないのはビジネス書コーナーの誘惑に騙されないことだよね。ちょっと衝撃を受けたことをシェアすると現代のビジネスパーソンで優秀な人は本を書きたがらない傾向があった。自身がタレント化してそれが生業になっている人や、本をコンテンツと捉えて表現のツールで本を書く場合は違う意味をもつのだろうけど、知の共有という意味で本を書く人はあまりいなくて「その話、ぜひ書いてくださいよ」と思うような人は本を書かないんだよねぇ。お願いしたんだけど断られた。本を書くのがプライオリティの上位にきていなくてそれなら違うことを優先している感じだった。

その体感もあって、時代の流行を追うのが目的なら現代のビジネス書でいいけれど、核をつくるために読むのなら図書館!時代を超えても語り継がれる本を探したい。


ちなみに今日の私は手繰り寄せた情報から、ベンジャミンフランクリンと稲盛和夫さんが気になりますね。


ココアやラテと本の相性が好きだ。











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