2014年12月5日金曜日

あこがれ

同い年の友達との関係性よりも、年上、年下の関係性のほうが得意。


それはきっと「あこがれ」が行動のモチベーションになっているから。同い年はなぜか憧れにくい。同い年は同志とかライバルな立ち位置なんだよね。


あこがれモチベーションは学生時代から変わらないもので、踊りがうまい年上の女の子、美人な先輩、バスケ部やサッカー部のかっこいい先輩など、常時憧れて背中を追いかけてきた。一度憧れた人が憧れから外れることはまずないけれど、自分の置かれている環境、立場によって憧れの中心にいる人物は変わっていく。


毎週のようにステージをやっていたころは、吉田美和さんだった。ステージで歌う人なら憧れない理由がないんじゃないかなというぐらい、歌最高、ダンスもうまい、ステージングもコンサートもめちゃめちゃ感動する、技術的なところでいうと、マイクスタンドの使い方、超うまいとかに感動していた。(簡単そうにみえるけどマイクスタンドを使いながら自然に歌うのは案外難しい)

ここ数年のあこがれの中心人物は年上の知り合い、友達、かな。私の関心が自由に人生を創造していくことにフォーカスされている。色んなことが起きるなかでどう対処するんだろうとか、この人ならどう考えるんだろうとか、実際に話を聞くと参考になることが多い。

有難いことになにかあるたびに相談しに行くような人もいるんだけど引き上げられるような気持ちになる。きっと本人はそうは思っていなくても、結果的にそうなる。そういう人に限って恩着せがましくないところもあこがれの理由。決して口には出さなくても心のなかで「ファイト」って言っているのが伝わるんだ。

想像以上に、人は人を思いやる力があって、でも日本人はシャイだから心から応援している人に対しては口に出さなかったりもするよね。心のなかの「ファイト」を感じとる能力が高ければ高いほど、日本では豊かに暮らせる。そんなことを最近、あこがれの人が書いた本を読みながら思った。「がんばれよ」って年上が年下にいうように書いたんだろうなってわかって、愛を感じた。




写真はこれもまた遠く離れた場所にいるあこがれの人。garance dore.













0 件のコメント:

コメントを投稿