2015年3月10日火曜日

コミュニケーション

年末から続いていたバタバタがやっと収束に向かっている感じ。移動も多かったから私の身体は今どこにあるんだろうってぐらい、怒涛な日々だった。


最近は、広告モデル業をやりながら、四六時中、マーケティングやブランディングについて考えている。こんなに面白いと思わなかったってぐらい、この仕事は面白い!モデルは、ただ綺麗なだけじゃ足りないんだよね。商品として評価される自分にならなきゃいけないの。ってことは、日本人はどんなことを考えていて、どんな見た目の女性に安心感を覚えるんだろうとか、どんな雰囲気をつくったら企業の世界観にハマるかなとか、そこまで考えて商品を演出する。現場やオーディションの内容に合わせて、見た目だけじゃなくてオーラの出し方や表情まで変えていたら、メイクさんに「別人ですね!」って褒められちゃった♡♡♡


10代のころの芸能活動は、ただがむしゃらにやるぐらいしかできなかった。全力を尽くしたとしても、せいぜい、歌やダンスをどう表現するかってレベルまでしか考えられなくて。だから今回はリベンジというか、もう一歩先の商品が流通する市場だったり、商品を手にとる人たちのライフスタイルまで考えて仕事するようにしている。一度、表に出るのを一切やめて普通の生活をしたからそういうことが分かってきた。視点が、変わったんだと思う。


今の私には、憧れの女性がいる。その方の名前はトリーバーチ。





このブランドをデザインしている女性。このマーク、見たことあるかな?


数年前、某雑誌のインタビューでトリーバーチの経歴を読んだ。ラルフローレンでのマーケティング経験や、新規ブランドのスタートアップを経験したことが自身のデザインに役立っていると書かれていた。約10年で世界的なブランドまで成長したのは、デザイナーである彼女自身が市場にないものを知っていたから売れるものをデザインして、隙間産業的にブランドを確立したんだって。彼女のクレバーなところや、在り方が好きなんだよね。デザイナーになりたいから憧れている訳じゃない。


自分のやりたいことをやるだけなら自己満足のひとりよがりで終わってしまう。逆に、相手が求めるものだけやっていても自分が消えてしまう。両想いの状態にするには、相手の視点を理解していることが必要なの。そんなところは、恋愛と似ているよね。


何度も何度も自分と相手を行き来しながら表現を深めていく。これからもきっとそうだ。

















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