2015年5月14日木曜日

冷静と情熱のあいだ

三週間も続いた風邪をやっと乗り切った。病院二回も行った。何日もフラフラした。いつでもパーフェクトじゃ、ないね。


もう15年前の映画をレンタルして、観ました。冷静と情熱のあいだ。


この映画は、竹野内豊さん主演の男性目線の恋愛物語。男性の愛情深さとひたむきさが感じられる作品です。


今の時代はスマホに慣れてしまって、世界中どこにいても誰とでもコンタクト出来てしまうので、もしかしたらここまで深く、ひとりの人を想って、再会を奇跡のように果たして喜びあうみたいなことは、リアルでは減っているかもしれないよね。映画の中で主人公同士、文通してるんですよ。たった15年でここまで世界の常識が変わったのスゴイなんて思いつつも、見入ってしまった。


私は女で性別は違うんだけど、男の人をすごく信じている部分があるんです。男の人の純粋さと愛情深さ、あれには勝てないと常々思う。

女はいつでも愛情を言葉にしてほしいと求めるんだけど、男性は本当に愛情が深まると、言わなくなる。言えなくなる。この映画を観て反省しました。個人差や想いの大小はあるにせよ、男性、こんな気持ちで接してくれていたのかなぁって。

この映画では、主人公の女性はとっても傷つきやすい人格で、表面的にはクールを装いながら本質は孤独で脆くて、心を閉ざしているんですよ。女性の気持ちが痛いほど分かる。だけど、男性は更に深い愛情で包み込むように見守るんですよね。台詞のひとつひとつが、いいんです。あんな風に想われたり愛される体験をすると、人生観、細胞の隅々まで、変わりそうです。

泣くどころか私は嗚咽でしたけど(笑)


特に、パートナーがいる女性にお勧めです。彼の愛情をこの映画越しにみることができるかも。















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