2015年5月16日土曜日

あがりっ!

昨日は特別な日だった。

みんなに似たような体験があるのかは、わからない。こんなことを誰かに話したこともない。特別な日だから、書き残しておこう。昨日は4年に1度ぐらいのペースで訪れる「あがりっ」って感じの日。


もう自分を隠す必要なんてどこにもないと思う。私がしてきた失敗について書く。私は、物心ついたころから、精神的に誰かを頼ることを、してこなかった。親も家族も先生も。子供らしくするというよりも、大人の考えを察知して、周囲の人間関係に気遣いすることを先に覚えたように思う。

学校の勉強が好きではなかったから、好きでもないことをしながら学費がかかるのは親に申し訳ないし、自分でも無駄だと感じて、15歳の頃、そろそろ家を出たいなと思った。目的もないまま学生をやって地元にとどまったらこのまま落ちぶれそうだと危機感を感じた。そうしたら、オーディションがあった。これを受けたら東京に行ける!と思った。16歳から働いて過労で倒れる24歳までノンストップ。自分のペースで進めないのが嫌いだから20歳からフリーになった。若い人だってみられるとマイナスになる場合もあると思ったので、年齢を誤魔化しながら働いてきた。辛いこともあるんだけど、根本的にある想いは自分でなにかを掴みとる日常が刺激的で楽しかったんだと思う。そんな日常は、2011年の夏に崩れた。

なぜ倒れたのか当時は分からなかったけど、今ならきちんと説明がつく。私がした最大の失敗は、子供心を置き去りにしたことだった。長女だったのと、年下の子たちの面倒をたくさんみてきたこと、大人の考えを察知出来てしまうことから、小学3年生ぐらいから、自分を「大人」だと完全に認識してしまった。大丈夫じゃないときもみんなの顔色を伺って、心配させないように、迷惑を掛けないようにと、大丈夫そうに振る舞い、みせてきた。それは、つよがりと同時に周囲に対する思いやりでもあった。甘えるとか、反抗するとか、子供が本来踏むべきステップを踏まないまま、年齢だけ大人になってしまった。階段を飛ばしたツケがきた。放置していた子供心は知っていた。限界になって暴れたんだと思う(笑) 

倒れてからの4年弱、その穴を埋めるための期間だった。人に甘える、家族に甘える、堕落したよくわからない生活を送ったりもした。全力疾走してきた8年間と比べたら時間は半分なんだけど、永遠のように長かった。

今振り返ると、無駄にみえることは無駄じゃなかったんだと思う。合理的に生きるなんて不可能で、無理をするのも不可能で、人間的に精神的に満たされていない限り何をやったって幸せには辿り着けない。遂に穴埋め期間をやりきって「あがり」がきたんだと感じた。

今日は昨日までの考えがとても未熟だと感じる。というか、もう既に理解ができなくて笑ってしまいそうなんだ。大人の顔をして、大人のポーズをした中身の追いついていない子供は、いったいなんのためにあったのか、今はもうすでに、謎である (笑)


早速、マイルールを更新した。新しい価値観で未来を創造するために。

これはまだまだ1ページ目なんだけど、もっと細部まで考えてシンプルにして、生活に落とし込む。クリエイティブに生きていきたいと思う。

















































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