2015年12月12日土曜日

コレクティブ・エフィカシー

1ヶ月間、集中的にコーチングの勉強をしていました。仕事を最低限に済ませて人にも会わず朝から晩まで読書生活。そのおかげでだいぶクリアになりました。人と会わない生活習慣がいい意味で身について無駄がなくなったと思います。目的を達成するために毎日がある。そのために行動する。そうではない時間はもう何も生まないというところまでハッキリみえてきたのが良かった。今はなにより本を読んで勉強している時間が楽しくてもっとも価値のある時間です。

コーチングを学ぶにあたって新しい概念に出逢いました。それが「コレクティブ・エフィカシー」という概念。

一言でいうと、仲間同士が自己価値(エフィカシー)を高め合う関係になっているという、もっとも理想的な人間関係です。お互いがお互いの夢と未来の可能性を信じてサポートし合うんです。究極なんですが私はこの状態にしか興味が湧かないんですよね。それが出来ない友達は要らない。たぶん、そこまで言い切れるからコレクティブ・エフィカシーが実現できているんだと思う。

うちの会社(静岡)では毎朝「天才ミーティング」というミーティングが行われています。私はこのミーティングが大好きでいつからか毎日参加するようになりました。天才ミーティングこそまさにコレクティブ・エフィカシーなんです。

「自分がすごいところ」「天才だと思うところ」をひとりひとりが順番に発表していき、みんなに「すごーい!天才!」って褒められていくミーティングです。このミーティングを始めて以来、社内の雰囲気がとっても良くなったと社員さんのひとりが言っていました。社員さんは自主的に動いて仕事を改善していきます。助け合いと協力が自然に生まれます。

自分がどれだけすごい人間なのか、確信していることは本当に重要なことだと思います。他人に言い回る必要はないにしても、すごい人間だという自覚があれば挑戦が怖くない。どんどん前進していけるんです。


さ、勉強に戻ろうっ!














2015年12月3日木曜日

mature

matureな状態の人間に魅力を感じます。matureとはつまり成熟している大人という意味です。子供のころからmatureをずっと求めていた感じがあります。明るくて活発な反面、どこか冷めていてあまり子供っぽくない子供だったと思う。遊ぶのは好きだけど、精神的にチャラチャラしたことがないんです。感性にやっと年齢と経験が追いついてきてバランスがいいです。しっくりきている。

本当の意味で、力がある人間になりたいと考えるようになりました。私が考える力があるというのは、自分を含めた周りを幸せに導ける人間性と行動力がある人です。力がある人間は、表向きにはそうではない顔をみせている場合が多いです。力がある人間は一目では分かりません。分かりやすく力があるようにみせたり、分かりやすく派手だったり、分かりやすく思い遣りのあるような人にみせるのは誰にでも出来ますね。それは「自分はこう見られたい」という欲望がつくりあげている仮面であり、意図的な印象操作なんです。印象操作に騙されることなく行動や発言をじっくり観察すると人間性が透けてみえるようになってきます。これは日々の訓練です。

尊敬する人の話をします。その人は、口は悪いし問題点はストレートにズバズバ言うし、思い遣りがあるようには一見みえないんですね。人が傷つくようなことを平気で言います。ただ言われたあと、なんか爽快感があって背筋が伸びる感覚になるんです。そして視点がひとつ高くなる。私にも出来るかもしれないと思わせてくれる。本当に人を伸ばす人は会った後になにか言われた後に視点がひとつ高くなる感じを与えてくれます。ぶっきらぼうでもmatureなんです。すべての行動言動の裏側に筋が通っている思い遣りがあります。「あなたの為に言ってるんだ」なんてことは言わず「それはやめたほうがいい」とか、シンプルでストレート。ちなみに「あなたの為に〜」というフレーズが出た瞬間、自分のことしか考えられない人なんだなと私は思いますけど(笑)

matureな人は自分がする思い遣りをべつに誰かに分かってもらおうなんて考えていないからmatureなんです。思い遣りが見えにくいから多くの人には気付かれずにいます。それでも分かる人には分かるから、その世界では絶大な評価と信頼を獲得している。

それがmatureです。